技能実習
廃止ではなく発展的解消(新制度) (FaceBook ライトブレス)
2023.06.19
いまだに技能実習制度は「廃止」と信じている方が多いと思いますが、
その後の有識者会議でも表現が改められ、現在では「発展的解消」という
表現に落ち着いていることを知らない方も多いと思います。
「廃止」という言葉を聞くと、今までの制度がなくなり、全く別の制度が
誕生すると想像する人もいると思いますが、「発展的解消」としたことで、
今までの技能実習制度の良い部分は残し、更に進化を求めていくということに
なります。
それは「建前」が存在することで、日本人同様の一般労働者と違い、
「保護」という視点を明確に打出せていたこと。
ギリギリ「労働」ではなく「研修」「人事育成」「国際協力」という部分で
制限をかけることができていた部分があります。
(引用:外国人材活用のコンサルタント人財ソリューションライトブレスさんのFaceBok)
声ばかりクローズアップされています。
制度関係者にとっては、3年間の転職(転籍)が無いことは大変ありがたいことですが、
ここを突っ込まれている以上、改正は不可欠です。
今回の改正で、「キャリアパス」と言葉を変えた「人材育成」の観点から、離職すれば
それが実現できない早期離職防止というのも有りっちゃ有りだと思います。
この1点だけでも解消すれば、残りの問題は概ね改正できるのではないでしょうか。
骨太の方針の具体的な変更点が気になるところです。
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その後の有識者会議でも表現が改められ、現在では「発展的解消」という
表現に落ち着いていることを知らない方も多いと思います。
「廃止」という言葉を聞くと、今までの制度がなくなり、全く別の制度が
誕生すると想像する人もいると思いますが、「発展的解消」としたことで、
今までの技能実習制度の良い部分は残し、更に進化を求めていくということに
なります。
それは「建前」が存在することで、日本人同様の一般労働者と違い、
「保護」という視点を明確に打出せていたこと。
ギリギリ「労働」ではなく「研修」「人事育成」「国際協力」という部分で
制限をかけることができていた部分があります。
(引用:外国人材活用のコンサルタント人財ソリューションライトブレスさんのFaceBok)
制度の廃止のきっかけとなったのは、3年間転職(転籍)が無いことで、
ココを取って「奴隷制度」であると、何も知らない国民感情を掻き立て反対、廃止の声ばかりクローズアップされています。
制度関係者にとっては、3年間の転職(転籍)が無いことは大変ありがたいことですが、
ここを突っ込まれている以上、改正は不可欠です。
今回の改正で、「キャリアパス」と言葉を変えた「人材育成」の観点から、離職すれば
それが実現できない早期離職防止というのも有りっちゃ有りだと思います。
この1点だけでも解消すれば、残りの問題は概ね改正できるのではないでしょうか。
骨太の方針の具体的な変更点が気になるところです。