INFORMATION

日本に暮らす外国人は多くいるにもかかわらず、外国人が入居できる賃貸物件が少ないことが問題になっています。

やはり文化や生活習慣の違いから、トラブルになることを危惧して、外国人に部屋を貸したがらないオーナーさんや管理会社が多いのでしょう。

ズバリ！外国人入居者に起こりやすいトラブルTOP3は？

「ゴミ出し」「騒音」「又貸し」

・ゴミ出しは、ある意味定番ですね。
日本のように細かくゴミの分別をしている国は少ないでしょうから、ゴミの分別に慣れていない人が多いのは当然といえば当然ですね。

・騒音についてもよく聞く案件ですね。
日本人は自宅を「ゆっくり静かに過ごす場所」と考える人が多いように思いますが、海外では自宅を社交場の一つとして友人や知人を招いて、楽しくおしゃべりする場所だとする考え方が少なくないようです。
母国にいる家族と電話で話そうと、時差があって夜遅い時間に電話をしてトラブルになるケースもありますね。

・これはちょっと意外の「又貸し」
知り合いに又貸しすることが当たり前の国や地域もあるので、やってはいけないことだと知らないケースもあるとか。。。
昔は、契約者以外の人がたくさん同居しているなんてこともありましたね。

・その他のトラブル
TOP3以外のトラブルとしては、「無断解約」や「家賃の入金が確認できない」「ライフラインが解約されずそのままになっている」などなど


【トラブル回避の対応策として】
・まずは、日本と母国に習慣の違いやルールを、事前にしっかり説明して理解してもらうことに尽きます。

そのために、母国語の資料を用意しておくなんてことも必要です。

家賃滞納や無断解約のリスクヘッジとしては、母国の家族と連絡を取ることも大事ですね。


【誤解と偏見をなくすために】
そこまでして、外国人に賃貸物件を貸したくない、と思われる方も多いと思いますが、日本社会では労働者問題に関して、外国人の存在なくして成り立たなくなっています。

逆に捉えれば、生活習慣や言葉の違いを解決できれば、外国人に部屋を貸すことは、リスキーでないと言えるのではないでしょうか。


引用：SUUMOジャーナルより