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既にご承知の通り、現行の「技能実習制度」の廃止（見直し）で問題となっている
3年縛りの技能実習を自由に転籍(転職)できる制度へという流れがあります。

受け入れる企業側としては、3年間の安定した雇用を確保できていたのが、
「3年も1つの企業に縛り付けるのは外国人にとって不利益だ！」
「被害者は外国人だ！」という論調などで、どうやら条件付きで転職が可能に
なりそうですね。

・・・ということは、

転籍（転職）のタイミングで、解雇（契約更新無し）も可能なのでしょうかね。

仕事ができなくても、3年間雇用が守られているというのは、決して悪い条件では
ないということも言えると思うのですが・・・。

文句を言ってもはじまらないので、
当団体の捉え方で申し上げるとすると、『（実習生が）転職の自由の権利を獲得する』というのが
目的ではなく、（もしそうなった場合に）その転職を成功させることも大事。

これは何も転職を推奨しようというものではありません。

入国してお世話してきた人材の、転職が失敗に終わることのないように、
手を離れる人材を最後までお世話するのも、私達の役目なのではないかなと・・・。

無論、受入れ企業様に起こりうる様々な被害(損害)に対してフォローすることが
最優先であることは、言うまでもありません。