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技能実習制度”廃止”の陰で取り残された「本質的な問題」(Yahoo!ニュース))

2023.05.26

なぜ「今」、実習制度は廃止されようとしているのか?

メディアの多くは「失踪」を「転職」(転籍)制限のせいにする

東京都内の監理団体で働くベトナム人スタッフが言う。

「失踪の原因は主に二つ。一つは、きつい仕事を嫌い、不法就労して楽に稼ごうとする。
建設業などで働く実習生はこのパターンが多い。転籍しても仕事の厳しさは変わらないので、
制限が緩和されても失踪は減らないだろう。もう一つの原因は借金。実習生の賃金は低いため、
手っ取り早く借金を返そうと不法就労に走る

実際に失踪に至るケースは、全体の3%前後(多いか少ないかとみるのは別問題)、過去に転職したいと
考えてもいないという技能実習生も70%と出入国在留管理庁の調査結果でも公表されています。

現行でも、自己都合による「転職」は認められていませんが、やむを得ない都合による「転籍」(同一職種)は認められていますし、このような事態が発生した時は、技能実習機構も積極的に協力しますし、監理団体
も支援しています。

借金問題の解決に向けては、先の中間報告(概要)には、
〈悪質な送出し機関の排除等に向けた実効的な二国間取決めなどの取組を強化〉と記されているだけです。

一部では、送り出し機関の手数料を日本の就労先が全額負担し実習生からの徴取を禁止しようとする動きもありますが・・・。

もう一つの大きな動きは、政府が19年に創設した在留資格「特定技能」の拡大ですね。

昨日の記事でもご紹介したとおり、無期限に働け、母国から家族の呼び寄せもできる「特定技能2号」の
2分野を実習制度に代わる新制度創設に合わせ、他分野でも認めていくとのこと。

結局、新制度で何が変わるのか?
・実習生の転籍を〈従来より緩和〉する。
・企業寄りの「監理団体」(人権侵害等を防止・是正できない)監理団体を〈適正化・排除する〉

昨今の円安もあって、賃金格差は縮小し、出稼ぎ先としての日本の魅力が低下が著しいなか
日本が外国人労働者から「選ばれない国」になってしまわないでしょうか。

引用元:技能実習制度”廃止”の陰で取り残された「本質的な問題」Yahoo!ニュース 2023/5/26
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